
【Financial Express】インド-バングラデシュ間の貿易拡大のための重要な動きの一環として、チャットグラム(Chattogram)とコルカタ(Kolkata)港を結ぶ新たなコンテナラインがスタートした。
2日、ハルマン・シェッパー号がチャットグラム港を出航した。一方、シンガポール船籍のアジアティックムーン号は3日、チャットグラに向けてコルカタを出航した。
アジアティックムーン号は300TEUs(20フィートコンテナ相当)のコンテナを積んでスヤマイー港(SMP)から出発した。
2隻はインドーバングラデシュ間を航海する最大の船舶で、1度の航海で最大600TEUsを運ぶことができる。
インドからは化学物質やビレットを含む鉄、糸を運ぶ。一方、バングラデシュからは衣類の他、空きコンテナが大部分を占めた。
貿易問題に詳しい関係者は、ベナポール陸港経由の取引きで表面化した問題のため、代替ルートを模索していると述べた。
現在、2つの国際船舶会社がこのルートを使う。1社はシンガポールに拠点を置くシーコン(Seacon)、もう1社は香港に拠点を置くゴールドスターライン(Gold Star Line)だ。チャトグラムとコルカタ間は約200海里、所要時間は約2日となっている。
この航路では以前、インド-バングラデシュ間で署名された協定を通じて、積載量が80~100コンテナの小さなはしけ船だけが運航していた。
シーコンが運航するM.Vエクスプレス・ゴダバリ(Xpress Godavari)号は、7月第2週からチャトグラム港への航海を始める予定だ。
Bangladesh News/Financial Express Jul 6 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/new-container-line-opens-between-ctg-kolkata-ports-1594007339
翻訳:吉本