インフレ率 5年ぶりの高水準

インフレ率 5年ぶりの高水準

【The Daily Star】食料品価格の高騰に牽引され、10月のインフレ率は6.44%に上昇し、少なくとも5年ぶりの高水準となった。

国営バングラデシュ統計局(BBS)のデータによると、平均消費者物価指数は、9月の5.97%から0.47ポイント上昇したことが明らかになった。

最近の洪水や大雨で農作物が被害を受け、米や野菜の価格が上昇したため、3カ月連続のインフレ上昇となっている。

10月の消費者物価指数は、昨年同月から0.97ポイント上昇したが、一般的なインフレ率は7月から上昇傾向となっている。特に米価の急上昇で、食料品のインフレ率は0.84ポイント増の7.34%となった。9月は6.50%、2019年10月は5.49%だった。

中級米価格は、前年10月の1キログラムあたり48.19タカ(63.7円)から、今年10月は49.25タカ(65.1円)まで上昇した。食料農業機関のデータによると、前月1キログラムあたり44タカ(58.1円)だった粗粒穀物の価格は、先月43.58タカ(57.6円)でほぼ横ばいだった。

先月の非食品インフレ率は、0.12ポイント低下して5%となった。

農村部のインフレは1カ月前の5.96%から6.67%と、0.71ポイント上昇した。食料品インフレ率は9月の6.61%から7.73%へと、1.12ポイント跳ね上がった。

都市部のインフレ率は0.5ポイント上昇して6.03%となった。食料品インフレ率は0.22ポイント上昇して6.48%になったが、非食品インフレ率が0.14ポイント低下して5.51%だった。

BBSのデータによると、豆類、卵、ジャガイモ、ナス、オクラ、パパイヤのような野菜価格は、10月に値上がりした。

また、賃金率は9月の5.95%から6.03%に上昇した。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 5 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/inflation-rises-5yr-high-1989653
翻訳:吉本

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