
【Financial Express】今年の9-10月期、バングラデシュはアジア・クリアリング・ユニオン(ACU)加盟国からの輸入が22%増加したと、関係者は述べた。
ACUへの隔月ごとの支払金額は、加盟国、特にインドからのより多くの輸入があったことで、10.7億ドル(1187.6億円)から13億ドル(1442.8億円)へと上昇した。
中央銀行(BB)の最新統計によると、支払後の5日、バングラデシュの外国為替準備高は、以前の410億ドル(4兆5504.7億円)から399億ドル(4兆4283億円)に減少した。
その後、400億ドル(4兆4394.8億円)となった。
BB高官は本紙に対し、バングラデシュは現在、既存の準備高で10カ月分の輸入手形を決済することが可能だとした。
また、BBはすでに加盟国の規定に沿って、テヘランにあるACU本部に資金を送金したと述べた。
規定によると、未払いの輸入手形とその利息は、2カ月ごとに支払うことになっている。
バングラデシュは現在、ACU加盟国、特に隣国インドから、様々な消費財や綿花、原材料、資本機械を輸入している。
ACUは、バングラデシュ、ブータン、インド、イラン、ミャンマー、ネパール、パキスタン、スリランカ、モルディブが参加する協定で、参加国の中央銀行間の地域内取引は多国間ベースで決済される。
ACUは、加盟国間の貿易を促進するために1975年11月に発足した。1976年にはバングラデシュが6番目、1977年にはミャンマーが7番目の加盟国となった。
ブータンは1999年12月、モルディブは2010年1月に加盟した。
Bangladesh News/Financial Express Nov 9 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bangladeshs-imports-from-asian-countries-rise-22pc-1604894840
翻訳:吉本