【Financial Express】8日、フォーブスが発表した「2020年世界で最もパワフルな女性100人」のリストで、バングラデシュのシェイク・ハシナ首相が39位にランクインした。

バングラデシュ史上最長の首相を務めるハシナ氏は、自身の党「バングラデシュ・アワミ連盟」が300議席中288議席を獲得したことで、現在3期連続4期目の政権を担っている。

「現在進行中のハシナ氏の奮闘は、バングラデシュに確固たる民主主義を確立している」
4期目では、食糧安全保障や教育・医療へのアクセスなどの問題に焦点を当てている、とフォーブスは述べた。

今回17回目のリストに載ったのは30カ国の女性たちで、10人の国家元首、38人のCEO、5人の芸能人など4世代に渡る。

「様々な年齢や国籍、仕事を持つ女性たちは、2020年ならではの課題に対処するため、プラットフォームを活用してきたという点で一致する」とフォーブスは述べる。

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は10年連続で1位、欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁は2年連続で2位となった。

米国のカマラ・ハリス次期副大統領が、初めて3位にランクインした。フォーブスは、カマラ氏の「米政界での急成長」がリストの「急上昇」に繋がったと述べている。

今年の「女性100人」には、新型コロナウィルスへの効果的な対応で世界的な賞賛を受けた人が何人かいる。ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相（32位）は、厳格なロックダウンと検疫手続きの実施で、国内の第一波と第二波のウイルスを撃退した。

台湾の蔡英文総統（37位）は、1月に厳格な接触追跡プログラムを実施した。その結果、人口2300万人の台湾でこれまで死亡した人は7人に抑えられた。

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首相「最強の女性100人」に