【The Daily Star】12日、新型コロナウィルスを封じ込めるため、ダッカ市内の様々な場所で暮らす低所得者層を対象に、移動式手洗いキャンペーンが始まった。
キャンペーンは当初、複数のシンクや液体石鹸、水タンクが装備された人力車バン10台で始まる。
各人力車には、市民が予防措置として手洗いすることを促進するため、歌を通してメッセージを流すデジタルタブレットも装備された。
今後、20台の人力車が追加されることになっている。
このキャンペーンは、ダッカ上下水道局(ダッカWASA)、ウォーターエイド(WaterAid)、スウェーデン大使館が企画した。WASAが各人力車に水を提供する。
浮浪者や露天商、歩行者、人力車引き、公共交通機関の運転手が、このキャンペーンの主要ターゲットだ。
各人力車はグルシャン(Gulshan) やジャトラバリ(Jatrabari) 、モハカリ(Mohakhali) 、ガブトリ(Gabtoli) 、ニュー・マーケット(New Market)、カルワン・バザール(Karwan Bazar) 、グリスタン(Gulistan) 、ファームゲート(Farmgate) 、ウッタラ(Uttara) 、マリバグ(Malibagh)など、ダッカ市内の人口密度の高い地域を回る。
カルワン・バザールのWASAで開かれた発足式では、タズル・イスラム地方自治・農村開発・協同組合(LGRD)相が主賓として、手洗いの重要性について、市民の意識を高めるのに役立つだろうと挨拶した。
【中略】
保健サービス総局の発表によると、12日午前8時までの24時間で、新たに1329人の感染と34人の死亡が確認された。これにより感染者総数は48万9178人に、死亡した人は7020人となった。
Bangladesh News/The Daily Star Dec 13 2020
https://www.thedailystar.net/city/news/mobile-hand-wash-stations-roam-streets-the-capital-2010477
翻訳:吉本