
【The Daily Star】パンデミックに起因する不確実性により、投資や消費が減少しているため、実質的なリターンがないにもかかわらず、企業や富裕層は預金という形で銀行に資金を預けている。
9月時点の金融機関への預金総額は、前年同期比12.40%増の13兆4543億6千万タカ(17兆7790億円)だった。
問題は、預金者が銀行の預金でプラスのリターンを得られるかどうかだが、答えはノーである。
銀行家やアナリストによると、インフレ率の上昇を考えると、実質金利は現在、マイナスで推移している。
状況はすぐには変わらないだろう。そのため、彼らは今後2~3年で預金金利はほとんど上昇しないと警告する。
11月の一般インフレ率は5.52%に達したため、大半の銀行は定期預金金利を3%から4%とした。
これは実質金利が、2~3%のマイナスであることを意味する。
多くの銀行が普通預金で2%以下の金利を提示しているため、お金を預けている預金者の悲しみは、定期預金をしている人の悲しみよりも深い。
【後略】
Bangladesh News/The Daily Star Dec 16 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/savers-left-limbo-2012105
翻訳:吉本