【Financial Express】イムラン・アフマド海外居住者福利厚生・海外雇用相は、今年4月1日から11月30日までの間に、合計32万6758人の海外出稼ぎ労働者が職を失い帰国したと述べた。
アフマド氏は18日、ダッカのプロバシ・カルヤン・ボボン(Probashi Kallyan Bhaban)で開かれた「国際移民デー」の記者会見の席上明らかにした。
そのうえで、同省は帰国した労働者にさまざまな支援を提供していると述べた。
「これまで政府は、帰国した海外移民労働者への融資スキームとして、70億タカ(92.5億円)を計上しました。そのうち、20億タカ(26.4億円)は新型コロナの影響を受けた労働者のために創設されました」
「政府は必要に応じてさらに50億タカ(66.1億円)を提供し、就職活動を支援する基金を増やします」
また、「休職」して帰国した出稼ぎ労働者が、就職先の国に戻って仕事に就くことを支援するため、外交活動を継続するとした。
さらに、市場を開き、雇用機会を創出するため、マレーシア側と交渉を続けていると述べた。
「両国間の共同作業グループ会議が、まもなく開催される予定です」
アフマド氏は、この分野は苦境に立たされているが、政府の様々な取り組みのおかげで送金流入は増加していると述べた。
「しかし、海外へ行く労働者の流出が正常な形にならなければ、将来的に何が起こるかを予測するのは難しい」
現2020-21会計年度、海外出稼ぎ労働者が当初5カ月間(7-11月)に国内へ送った送金額は109億ドル(1兆2098億円)で、前年同期比41.33%増となったと、アフマド氏は補足した。
Bangladesh News/Financial Express Dec 18 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/326758-migrant-workers-return-home-in-eight-months-1608299419
翻訳:吉本