
【The Daily Star】新型コロナパンデミックが継続しているため、政府は、第8次5カ年計画の初年度成長目標を当初案よりも低く設定した。
現在、第二波がやってきたため、新型コロナウィルスからの回復は部分的に泥沼化している。
政府は、第8次5カ年計画初年度の2021会計年度のGDP成長率を7.40%としたが、これは当初案の8.20%より80ベーシスポイント低い。
一方、この数字は世界銀行(WB)の予測を大きく上回るもので、依然として野心的なものであることに変わりはない。
世界銀行は新型コロナパンデミックが長引くとして、3.4%と予測した。
政府の5カ年計画は、22年度に7.70%、23年度に8%、24年度に8.32%、最終年度には8.51%の経済成長を目標とする。
一方、国際通貨基金(IMF)が10月に発表した最新の世界経済見通しでは、2024-25会計年度のバングラデシュの国内総生産(GDP)成長率は、7.3%にとどまる可能性があると予測した。
政府は成長計画を非常に楽観視しており、開発パートナーたちが予測する回復の遅れには動じていないようだ。
「開発パートナーたちは回復が長期化すると述べていますが、政府の予測はそうではありません」
一般経済局のメンバーで計画の主な作成者であるMシャムスル・アラム氏は、29日、本紙の取材に答えた。
「回復は迅速で、経済成長は政府の予想通りになると考えています。内需の高まりで経済が回復するからです。うまくいけば、第8次5カ年計画で設定したすべての目標を達成することができます」
計画の実施には、21会計年度に64兆9598億タカ(85.8兆円)が必要となる。
このうち、18.9%に当たる12兆3012億タカ(16.3兆円)は公共部門から、81.1%に当たる52兆6566億タカ(69.6兆円)は民間企業からの拠出となる。
MAマンナン計画相は、民間企業は政府の政策に沿って投資するだろうと述べた。
「民間企業は自由に投資できるが、それは政府の政策の範囲内となるでしょう」
マンナン大氏は補足した。
推定総額64兆9598億タカのうち、88.5%に当たる57兆4839億タカ(76兆円)は国内から、11.5%に当たる7兆4759億タカ(9.9兆円)は外国からの投資となる予定だ。
Bangladesh News/The Daily Star Dec 30 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/govt-lowers-first-year-gdp-growth-target-2019385
翻訳:吉本