【Financial Express】8日に開催された国際会議で、参加者らは、BIMSTEC（ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアチブ）メンバー国間で自由貿易地域の創設を促進する必要性を強調した。

また、BIMSTEC地域における地域協力を強化することは、域内に住む15億人の経済的開放にとって極めて重要だとした。

彼らは「ベンガル湾経済対話：ベンガル湾地域におけるコロナ後の課題」と題して開かれたウェブ会議で意見を交換した。

司会は南アジア経済モデルネットワーク（SANEM）代表のセリム・ライハン教授が務めた。

会議は、SANEMが各国組織と協力して企画した。

バングラデシュ外相のAKアブドゥル・モメン博士は、BIMSTECを活気ある地域にするには、強い政治的意志が必要だと述べた。

また、自由貿易地域の実現は、加盟国間の貿易協力を促進するために必要不可欠だとし、BIMSTECの宣言通り、この地域の接続性を高めるために継続的な努力を行うよう加盟国に促した。

さらに、コロナパンデミックのような新しい安全保障上の脅威に対抗するため、協調的な動きが必要だと述べた。

BIMSTECのテンジン・レクペル事務局長は、コロナウィルスと闘うため、各国が他分野の情報を共有するよう促した。

ネパール外務省のトゥルス・ラジ・ワグル書記官は、ポストコロナで浮上した課題に対処するため、地域メカニズムを構築することに強い
コミットメントを表明した。

そのうえで、電力や貿易、農業、とりわけ気候変動が山岳地帯や海洋生態系に与える影響と戦うための協力を強化する必要性を強調した。

スリランカのベルナルド・グーネティレッケ大使、タイ開発途上国研究情報システム(RIS)のサム・ゴンサックディ事務局長、インドのサチン・シャトゥルベディ教授らも発言した。

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