
【Financial Express】日本の三菱商事は、ハズラト・シャージャラル国際空港第3ターミナルを運営することを条件に、空港鉄道駅で複合交通ハブを進めるプロジェクトに興味を示している。
同社はコンソーシアムメンバーとしてターミナル建設に関わっているとして、バングラデシュ鉄道(BR)のプロジェクトへの出資を官民パートナーシップ局(PPPA)に提案したと、関係者は述べた。
関係者らは、別の日本企業双日が行った複合交通ハブ(MMTH) に向けたコンセプトプランを受け入れなかったBRに希望の光をもたらすものだとしたが、三菱の提案が推定2億ドル(222億円)プロジェクトに新たな火種を持ち込むかも知れないと述べた。
三菱は、2月24日に開催されるバングラデシュー日本共同プラットフォーム会議にコンセプトプランを提出する可能性が高い。
三菱は2019年12月、日本の藤田、韓国のサムスンとともに第3ターミナル建設工事を受注した。
情報通によれば、新型コロナパンデミックによるロックダウンにもかかわらず、ターミナル工事の進捗状況は良好だという。
MMTHは、2018年の第2回プラットフォーム会議で、PPPプロジェクト候補の1つだった。
双日は日本の国土交通省からサブワーキンググループメンバーに選ばれたが、交通ハブ化にするには土地が十分ではないとするマスタープランは、BRに受け入れられなかった。
国土交通省はその後、三菱商事を次の投資家候補として、別のサブワーキング・グループを結成した。
BRやPPPA関係者らによると、これらの問題は12月14日、官房長官が議長を務める内閣府の会議で議論されたという。
彼らは、日本企業はトンネルを介してターミナルと空港駅をリンクする計画を持っていると述べた。
「問題は、MMTHと第3ターミナルの運営管理は、PPPでまとめることのできない異なる機関によるプロジェクトということなのです」
匿名希望の関係者は述べた。
関係者らは24日プラットフォーム会議で、日本企業の企画提案で解決策を得たいと考えている。
2018年10月17日、内閣経済委員会が承認したことで、PPPAにMMTHプロジェクトが含まれた。
Bangladesh News/Financial Express Feb 14 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/mitsubishi-keen-on-third-terminal-operation-at-airport-1613271374
翻訳:吉本