家族経営企業調査報告書

家族経営企業調査報告書

【The Daily Star】PwCバングラデシュの調査によると、国内の家族経営企業の93%が、2022年の成長を楽観視している。これは外国企業より高い。

外国の家族経営企業で2022年の成長を予測するのは86%だ。

2021年はバングラデシュ企業の74%、外国企業の65%が成長を予測していた。

この「家族経営企業調査」報告書は、16日、オンラインで配信された。

調査対象は、バングラデシュの家族経営企業家54人、87地域2800人以上の外国の家族経営企業家。

調査は、毎日の重要な問題について、家族経営企業家が何を考えているのかを理解することを目的とした。

「バングラデシュの家族経営企業は、新型コロナパンデミック前の過去1年間、52%が成長、17%が売上減少を経験するなど、様々なパフォーマンスを見せてきた」
報告書は述べる。

外国では家族経営企業の55%が成長、19%が減少していた。

2018年に同じ質問をしたときには、バングラデシュでは84%が成長を経験、減少はわずか3%だった。

バングラデシュの家族経営企業家の今後2年間の主な優先事項は、デジタル能力の向上、新市場への拡大、新製品の導入、新技術の利用拡大、コアビジネスの保護だった。

デジタル能力が高いと感じているのは39%に過ぎないが、これは世界平均の38%と同じだった。

バングラデシュの家族経営企業家の60%以上が、会社や家族の価値観について明確だとし、これがパンデミック中に大多数を助けた。

だが、会社の価値観や使命を文書化しているのは、5人に2人以下にとどまっている。

しっかりと文書化された、コミュニケーションのとれた後継者育成計画を持っているのは33%。世界では30%だった。

一方、バングラデシュ家族経営企業の90%以上が、何らかの形で社会的責任活動に取り組んでいる。約44%が気候変動やそれに関連した影響と戦う責任があると感じている。

だが、持続可能戦略を策定し、伝えているのは37%に過ぎない。

新型コロナが売上減少につながると予測するのは31%。世界全体では46%が予測しているので、ここでもややポジティブだといえる。

Bangladesh News/The Daily Star Feb 17 20210
https://www.thedailystar.net/business/news/local-firms-more-optimistic-global-counterparts-2046185
翻訳:吉本

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