
【The Daily Star】ここ3カ月間の輸入量の増加にもかかわらず、チャットグラムの小売市場や卸売市場では、食用油やひよこ豆、砂糖などの多くの必需品価格が値上がりしている。
この現象は、生活必需品が大幅に値上がりする断食月ラマダンの2カ月前から起こっている。
バングラデシュ消費者協会(CAB)のナジェル・ホサイン副会長は、ラマンダン前の値上がりはよくあることだという。
「取引業者や輸入業者のシンジケートが、値上げスパイラルに歯止めをかけるために移動裁判所が活動する前に、価格を引き上げているからです」
価格をコントロールするには、一年を通して定期的なモニタリングを行う他、ラマダンの数カ月前に市場をモニタリングする必要があるとホサイン氏は補足した。
トレーダーや輸入業者によると、輸出国の生産量減少や国際貿易システムの弱体化により、ここ数カ月間、世界市場でも価格は上昇傾向にあるという。
国内最大の卸売ハブの一つチャットグラム県カトゥンゴンジ(Khatunganj)市場の大豆油の卸売価格は、1マウンド(37.3キログラム)あたり350タカ(463円)値上がりし、4500タカ(5946円)になった。
同様にパーム油は、100~120タカ(132~159円)値上がりし、1マウンドあたり3700タカ(4889円)になっている。
小売市場では、瓶詰めされた大豆油価格は1キロ当たり10~15タカ(13~20円)値上がりして132タカ(174円)に、緩大豆は10~12タカ(13~16円)値上がりして122タカ(161円)になった。
1マウンド当たりのひよこ豆卸売価格は450タカ(595円)値上がりして2190タカ(2894円)に、同様に乾燥エンドウ豆は370タカ(489円)値上がりして1490タカ(1969円)になった。
その他の必需品である砂糖は、1カ月前は2050タカ(2709円)だったが、2290タカ(3026円)になった。
カトゥンゴンジ市場の卸売業者アノワー・ホサイン氏は、ひよこ豆や砂糖などのラマダン商品には十分な在庫があり、供給不足の兆候はなかったと話した。
【後略】
Bangladesh News/The Daily Star Feb 18 2021
https://www.thedailystar.net/business/news/prices-essentials-rise-ahead-ramadan-2046857
翻訳:吉本