
【The Daily Star】観光地モウロビバザール(Moulvibazar)県スリモンゴル(Sreemangal)郡では、ほぼすべての産業に影響を与えたコロナ禍を跳ね返しつつある。
地域の観光業者は、観光客の増加に喜び、観光客が健康規則に従えばますます増加するとの期待を示した。
観光客増加で、茶園エリアの写真家やオート人力車運転手にはたくさんの仕事が入るようになった。同時に、買い物客による売り上げが伸びたマニプル市場の小売商は現状を喜んでいる。
グランド・サルタン茶園リゾートのアルマン・カーン総務部長補は、パンデミックの影響でホテルは約9カ月閉鎖されていたと話す。
「現在、観光客からの問い合わせが増えています。ホテルは正常に戻りつつあり、以前よりお客様は増えてきました」
元政府職員のモタファ・アーメド氏は、地域にある茶園が観光客を引き付けると話した。
スリモンゴル郡の茶商人ラジョン・ハズラ氏は、茶の販売に関わる数千世帯は、観光客の増加で忙しい毎日を過ごしていると話した。観光客が主要バイヤーである郡内には、少なくとも200の茶葉ショップがあるという。
「外国人客を念頭に置いてリゾート施設を作りましたが、彼らはパンデミックのピーク時には来なくなりました。しかし、今は戻り始めています」
ニショルゴ・エコ・リゾートの経営者シャムスル・ムサ氏は本紙に話した。ムサ氏によると、小さな茶店からオート人力車に転身した誰もが、観光客から利益を得ているという。
スリモンゴル観光サービスのアブ・シディク・ムサ会長は、郡内には75のホテルやリゾートがあると話す。
「観光客はどんどん増えています。うまくいけば、パンデミック後、さらに多くの観光客が来るのではないかと期待しています」
スリモンゴル郡のナズルル・イスラム行政官らの調査によると、毎日、5千人の観光客がスリモンゴルを訪れていることがわかったという。
「スリモンゴル経済がこれらの観光客に依存しているのはそのためです」
観光客が6カ月間こないと、農産物の40%が売れ残る。観光は約1万5千人を直接雇用する。その他、観光客向けの茶葉や手工芸品店を営む多くの人がいる。
「現在、私たちは観光事業を通した農村開発を計画しています。観光客が仲介者なしで農家や商人から直接商品を買うことができるようにしたいと考えています」
イスラム氏は話した。
Bangladesh News/The Daily Star Feb 19 2021
https://www.thedailystar.net/business/news/sreemangal-tourism-the-mend-2047397
翻訳編集:吉本