カルナプリ社コンテナ船拡大

カルナプリ社コンテナ船拡大

【The Daily Star】カルナプリ(Karnaphuli)社は、チャトグラム(Chattogram)港と域内2カ所のハブ港を結ぶコンテナ船の運航を開始してから1年以内に、さらに4隻の船舶を購入する予定だ。

カルナプリ社の子会社HRライン社は、チャットグラムーコロンボエクスプレス(CCE)と名付けた航路に2隻を投入し、3月中にこの航路で週1便のサービスを始める。

チャトグラムとコロンボ、シンガポール、マレーシアのポートクランとタンジュンペラパスの4港を結ぶコンテナ船は、現在65隻以上運航しているが、バングラデシュ企業が所有する船はこの2隻を合わせて4隻となる。

長年にわたって非バングラデシュ船籍が主流だった市場において、カルナプリ社はバングラデシュ船籍のコンテナ船を所有する唯一の企業だ。

昨年6月には、バングラデシュ・エクスプレス・サービス(BES)として、1隻あたり1550TEU(20フィート換算)のコンテナ船「MV Sahare」と「MV Sarera」を、チャトグラム-シンガポール-ポートクラン間に就航させた。

同社は、シンガポール企業2社と契約を結び、4隻のコンテナ船を約22.5億タカ(29.7億円)で調達した。

カルナプリ社のハムダン・ホサイン・チョードリー部長は、1454TEUの容量を持つ2隻(MV HR HeraとMV HR Rhea)が1週間以内にチャトグラム港に到着する予定だと述べた。

2隻の登録予備手続きは完了し、3月中にCCE航路に就航させる。

また、7月から8月頃、1550TEUの船を2隻調達し、CCE航路のサービスを週2回に引き上げる予定だ。

「バングラデシュ経済は目覚ましい発展を続けています。この勢いを持続させるため、カルナプリ社は今後も物流分野への投資を積極的に行っていきます」

「当社は、国内輸出業者の期限を守り、輸入業者のコストを削減し、経済の競争力を高めることを支援したいと考えています」

チャトグラムと域内ハブ港の間では、毎月約230万TEUの輸出入及び空コンテナが輸送されている。

「CCEの開始により、2021年にはバングラデシュとシンガポール、ポートクラン、コロンボの3つの主要な積替えハブとの間で、約24万TEUの輸送を見込んでいます。私たちはバングラデシュの旗を掲げた地域に必要な輸送業者になりたいと思っています」
HRラインのライモウ・チョードリー社長は述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Mar 17 2021
https://www.thedailystar.net/business/news/karnaphuli-expand-fleet-container-vessels-2061941
翻訳:吉本

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