
【Financial Express】現会計年度当初8カ月間(7-2月)、バングラデシュは前年同期比6.62%増の援助を海外開発パートナーから受けた。
開発パートナーはこの間、さまざまな融資や助成金契約を結ぶことで、これまでより22%多い援助を約束したと、経済関係局(ERD)関係者は述べた。
ERDの暫定データによると、海外開発パートナーは融資36億ドル(3995.5億円)、助成金1億892万ドル(120.9億円)合計約37.1億ドル(4117.6億円)を提供した。
昨年同期は日本や世界銀行(WB)、アジア開発銀行(ADB)などの開発パートナーから合計34.8億ドル(3862.3億円)だったため、2.31億ドル(256.4億円)上回った。
ERD高官は本紙に対し、バングラデシュで新型コロナウイルスパンデミックが続いていなければ、援助はさらに増加した可能性があると述べた。
「開発パートナーは手続きのためにバングラデシュに使節団を送ることができませんでした。その上、政府機関も新しいプロジェクトの受注に慎重になっていました。プロジェクト実施機関もコロナ禍の影響で、数カ月に渡ってプロジェクト実施が遅れました」
実施監視評価局(IMED)によると、現会計年度7ー2月期、各省庁はADP(年次開発プログラム)で配分された海外援助の34.71%しか使わなかったという。
一方、別のERD関係者は、昨年と比較して、この8カ月間の援助金支出が増加したことは朗報だとした。また、年度末には援助支出と約束の目標は達成されると予測した。
政府は今年度、83.2億ドル(9234.1億円)相当の海外援助を目標としている。
一方、ERDデータによると、政府は現会計年度の7ー2月期、11.8億ドル(1309.6億円)の融資を返済した。昨年同期の債務返済額は11億ドル(1220.8億円)だった。
11.8億ドルの内訳は、3億1993万ドル(355.1億円)の利子、8億6752万ドル(962.8億円)の元金となっている。
Bangladesh News/Financial Express Apr 5
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/dhaka-receives-big-budgetary-supports-from-overseas-aid-in-jul-feb-1617591211
翻訳編集:吉本