現金引き出しに殺到

現金引き出しに殺到

【The Daily Star】政府が新型コロナウイルスの第二波に対処するために7日間の移動制限を課したことで、各銀行では4日、大量の現金が引き出された。

移動制限期間中の不確実性を考えた市民が現金を手元に確保しようと考えたためで、各銀行の現金自動預け払い機(ATM)では現金が不足するケースが目立った。

7日間の移動制限は3日(土)に宣言されたが、バングラデシュでは通常、銀行業務が休業する週末に当たる。

そのため、週明けの4日(日)、市民は移動制限期間中に必要な現金を引き出すために銀行支店へ殺到したと、相互信託銀行のサイード・マウブーブル・ラーマン社長は述べた。

「当行の複数のATMブースでは現金が不足し、必要な現金を投入しなければなりませんでした」

一般に市民は危機に瀕すると手元に現金を置くことで安心するため、銀行では来客数が倍増したという。

南バングラ農商業銀行 (SBAC)のMdアサドゥル・ガリブ常務は、各支店の来客数は通常より2~3倍増えたと述べた。例えば、モティジール(Motijheel)支店では通常の3倍の来客数があったという。

ソナリ銀行の関係者は、全国の支店で最大の規模を誇る同行モティジール支店でも、4日は異常なほどの混雑ぶりだったと述べた。来客は現金の引き出しと預け入れを同時に行い、多くが親族に送金したという。

Bangladesh News/The Daily Star Apr 5 2021
https://www.thedailystar.net/business/news/rush-cash-withdrawals-2072361
翻訳編集:吉本

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