
【Financial Express】警察はバングラデシュで初めて、ボンゴボンドゥ衛星を利用したVSATによる無線通信システムを構築した。
この取り組みにより、21日からはボサン・チャール警察署やロヒンギャ難民キャンプがダッカや他の警察署と直接結ばれ、無線通信の新たな地平が開かれることになると、UNBは報じた。
VSAT(very small aperture terminal)とは、テレビ放送を除くデータや音声、ビデオ信号を、衛星通信網で送受信する小型の双方向地上局のことだ。
「この無線通信システムのおかげで、遠隔地のボサン・チャール警察署やロヒンギャ難民キャンプはサイクロンなどの自然災害が発生しても、国内の他の地域と容易に、かつ障害なく通信できるようになりました」
警察庁AIG(メディア)担当のMdソヘル・ラナ氏は述べた。
アサドゥザマン・カーン・カマル内務相は今年1月19日、ノアカリ(Noakhali)県ハティヤ(Hatiya)郡の離島にボサン・チャール警察署を正式に開署し、全体的な法秩序を確保した。
政府は3.5億ドル(388.5億円)以上を投じて1万3千エーカーの島を開発し、ロヒンギャ難民約10万人を段階的にボサン・チャールに移住させる計画だ。現在、数千人のロヒンギャが暮らしている。
Bangladesh News/Financial Express Apr 21 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/national/police-set-up-wireless-communication-using-satellite-for-the-first-time-1619021549
翻訳編集:吉本