【Financial express】現会計年度当初9カ月間、バングラデシュの貿易赤字は20％以上拡大した。

中央銀行(BB)の最新統計によると、現会計年度7月ー3月の対外貿易赤字は145億ドル(1兆6093億円)だった。前年同期は120.8億ドル(1兆3407億円)だった。

BB担当者は、ここ数カ月、輸入額が大幅に増加しているのは、主として衣料品の原材料の輸入増加、全国的なインフラ整備の再開によるものだと説明する。

前年同期403.3億ドル(4兆4761億円)だった輸入額は、6.04％増の427.7億7ドル(4兆7469億円)となった。

一方、輸出収入は前年同期の282.5億ドル(3兆1354億円)から0.06％増加し、282.7億ドル(3兆1376億円)となった。

対内送金の増加にもかかわらず輸入支払が増加したことで、経常収支の黒字は大幅に減少したという。

当初9カ月間の経常収支黒字はわずか1.25億ドル(138.7億円)だったが、前年同期は26.5億ドル(2941億円)の赤字だった。

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貿易赤字 140億ドル超