【Financial Express】主にコロナパンデミック第2波の影響により、バングラデシュの4月の輸入額は10％以上、5億903万ドル(565億円)減少した。

中央銀行(BB)の最新統計によると、一般的に実際の輸入として知られる信用状（LC）決済（金額ベース）は、1カ月前の48.6億ドル(5394億円)から43.6億ドル(4839億円)に減少した。2021年2月は42.3億ドル(4695億円)だった。

一方、一般的に輸入注文として知られるLC開設は前月の58.2億ドル(6459億円)から14％(8億102万ドル：889億円)近く減少、50.2億ドル(5572億円)となった。2021年2月は39.4億ドル(4373億円)だった。

「4月はパンデミックの第2波の影響などにより、輸出と輸入の両方をカバーする非資金収益が大幅に減少しました」
26日、大手民間商業銀行幹部は本紙に対し、最新の輸入状況を説明した。

これに先立つ4月5日、コロナ感染第2波を抑制するため、政府は公共の移動を制限するロックダウンを実施した。

上記銀行幹部によると、ほとんどのビジネスマンはコロナウイルス感染が減少した2月に事業活動を活発化し始め、3月中旬まで続けたという。

「しかし、感染が蔓延し始めた3月の第3週にはこの勢いは停滞し始めました」

BB高官は4月の輸入量はコロナ第2波によりわずかに減少したとしながら、今年度（2020～21年度）の7～4月の輸入支払総額は、20年度同期より増加したと、数字を挙げずに述べた。

4月には資本機械と燃料油の輸入が同じ理由で減少した。

BBのデータによると、2021年4月の衣料品のバックツーバックLC(輸入信用状と輸出信用状が同時に開設されるもの)による実際の輸入額は、前月の5億6343万ドル(625.3億円)から10％減の5億704万ドル(562.7億円)となった。

「中国、ベトナム、ミャンマーからの受注がシフトしているため、今後数カ月間はそのような輸入が増加するでしょう」
スクエア・デニムズのサイード・アーメド・チョードリー事業部長はアパレル・衣料品部門の最新の状況を説明しながら、本紙に語った。

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4月の輸入10％以上減少