今年中に14編成到着

今年中に14編成到着

【Financial Express】メトロ鉄道(MRT)を導入/運営/保守する国営企業ダッカ大量高速輸送社(DMTCL)は、世界的な新型コロナパンデミックで製造プロセスが遅延したとして、今年の目標であった車両24編成のうち、14編成が到着する予定だとした。

関係者によると、日本の川崎重工業はすでに7編成を製造、そのうち1編成は4月23日にウッタラ(Uttara)ディアバリにある車両基地へ、別の1編成はモングラ港へ到着した。

DMTCLは2017年8月、日本の川崎・三菱コンソーシアムに対し、MRT6号線用の車両24編成を2021年12月までに製造、供給する業務を発注した。

6両からなる最初の1編成は、昨年4月に到着する予定だった。

関係者によると、川崎・三菱コンソーシアムは遅延にもかかわらず、6月に製造車両の3編成目と4編成目を神戸港から出荷する予定だという。国内へは9月までに到着する。

「来月以降、毎月1編成の車両が到着する予定です。最初に到着した1編成は、初期テストに成功しました」
関係者は述べた。

関係者は、12月までに14編成が製造される予定だが、コロナ状況を含む手続き上の複雑さが不透明なため、すべての車両が到着できないかもしれないとした。

最初の1編成はモングラ港の通関で15日、車両基地の桟橋に到着するまで6日を要した。

関係者によると、日本企業は車両基地でタイプテストと性能テストを行った後、8月までに統合テストを含むすべてのテストを完了する計画を示したという。

5月11日には車両基地の線路上で最初の性能試験が行われた。だが、予定されていたテストコースでの試運転は1週間遅れとなった。

DMTCLは当初、MRT6号線を今年12月までに運行させるとしていたが、期間不明のまま延期した。現在、プロジェクト当初の計画通り2024年までに開通させたいと考えている。

Bangladesh News/Financial Express May 27 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/national/14-metro-rail-sets-to-be-made-by-this-year-1622084000
翻訳編集:吉本

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