【Financial Express】輸出促進局（EPB）のデータによると、2020-21会計年度当初9カ月間(20年7月～21年3月)、家電製品の輸出は前年同期比8.5倍と急成長した。
前年同期、バングラデシュは冷蔵庫やエアコン、LEDテレビ、洗濯機、炊飯器、ガスコンロ、電磁調理器、扇風機、ホットプレート、コンプレッサー部品など、およそ144万ドル(1億5982万円)相当の家電製品を輸出した。
今年同期はその8.5倍、およそ1222万ドル(13億5626万円)の家電製品を輸出した。
業界関係者は、政府が輸出奨励策などの必要な政策を行えば、衣料品産業のように国の主要輸出収益部門に浮上する可能性があるとした。
15年前、国内の家電製品は輸入品で賄われていた。今では海外ブランドの支配を振り切り、市場の90％以上を国内ブランドが占める。
市場アナリストらによると、バングラデシュブランドは世界の家電市場で大きなシェアを獲得できる可能性を秘めているという。
彼らは、世界のほとんどの家電ブランドの主要供給国は中国だが、米中貿易摩擦の高まりを受け、世界は他のアジア諸国とのビジネス関係の構築に傾倒してきていると述べた。
Bangladesh News/Financial Express Jun 1 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/electronics-goods-exports-jump-85-times-in-nine-months-1622550832
翻訳編集：吉本