【The daily Star】新型コロナ第2波が続く中、第11期国会の2021-22年度予算会議が本日午後5時に始まる。

会議後、AHMムスタファ・カマル財務相が、2021-22会計年度の予算を提出する。

パンデミックの影響でわずか9日間で終了した昨年の予算会議は、国会始まって以来の最短の予算会議となった。

今年の予算会議でも新型コロナウィルス感染リスクを回避するため、最小限の議員が社会的距離を保ち、短期間で行われる予定だ。

「すべての健康ガイドラインを維持しながら、予算会議は約2週間の予定で行われます」
国会事務局のザファー・アーメド・カーン上級秘書官が述べた。

「コロナ第2波の感染リスクを避けるため、予算会議はできる限り短時間で行います。予算関連や重要課題を除く議題は、この会期では取り上げません」

予算会議は通常、30～35日間開かれ、予算質疑は55～60時間行われる。

国会事務局によると、国会議員、スタッフ、事務局職員のうち、検査結果が陰性である者のみ議会に参加することができるという。

また、国会では様々な健康安全対策を講じる。予算関連のスタッフや国会事務局以外は国会への来訪を控え、さらに、高齢議員は、年齢を考慮して予算会議に参加しないよう要請された。その結果、予算会議は毎日80～90人の議員で運営され、距離を保って座ることができる。

議会規則では、議員350名のうち60名の出席があれば開催できるとしているため、閣僚や議員の出席は、彼らに関連した議題がある特定の日だけとなる。

予算案は憲法に沿って、6月30日までに通過させなければならない。また、手続規則は国会議員が予算案を審議することを定めている。

国会事務局によると、メディアは国会へ出向くのではなく、議会テレビの生中継で取材するよう要請されるという。

今回の予算会議ではジャーナリストへの取材許可証は発行されない。ただし、各メディアの代表者1名が予算文書を受け取ることができる。

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