【Prothom Alo】コロナパンデミックによる世界最長の休校期間を経て、生徒たちが教室に戻ってきたが、彼らの多くが同級生に会えないことを寂しく思っている。
バングラデシュ北部クリグラム(Kurigram)県では、少なくとも5万人の子どもたちが児童婚や貧困で退学したのではないかと、関係者は懸念している。
12日、お祭りのような雰囲気の中、教育機関は健康規則を維持をすることを条件に18カ月ぶりに再開された。
「私たちは12日、クリグラムショドル(Sadar)郡の5つの学校を調査しました。その結果、学校閉鎖中に約13%の生徒が退学したことが明らかになりました。63人の少女たちは児童婚の犠牲になっていました」
県中等教育担当官のシャムスル・アラム氏は述べた。
「推測では、県内の中途退学者数は約5万人だと思われます。私たちは関係者に対し、正確な数字をできるだけ早く提出するよう指示しました」
記者がウリプール(Ulipur)やクリグラム郡など、県内様々な学校を訪問したところ、欠席者数はすべての教育機関で平均20~25%だった。
欠席しているほとんどの生徒は経済的な理由で、かなりの生徒が児童婚が理由だった。
両親や教師、その他の関係者に話を聞いたところ、クリグラム女子高校、ゴガダハ・マレカ・ベグム女子高校、カンタルバリ女子高校、バルーラ女子高校の91人の女子生徒が結婚したことが明らかになった。
匿名希望のクリグラム女子高校の教師によると、10~12学年(15~17歳)の12人を含む30人の生徒が結婚したという。
ショドル郡にあるジャトラプール女子高校のSSC(中等学校資格証明試験)受験生ジャナトゥンさんは、「クラスメートのうち5人が、親に無理やり結婚させられました」と述べた。
「両親は私たちを一刻も早く降ろさなければならない重荷のように扱っていました。家の外に出ることも許されませんでした。家庭教師をつけることも許されませんでした」
10年生のイレーネさんは、友人たちの多くは勉強したいという夢があったにも関わらず、児童婚の犠牲になったと述べた。
「1週間観察すれば何人の生徒が退学したかがわかるでしょう。私たちはその理由を分析します」
ジャトラプール女子高校のアブドゥル・マンナン校長代行は述べた。
Bangladesh News/Prothom Alo Sep 15 2021
https://en.prothomalo.com/youth/education/50000-students-likely-have-dropped-out-in-kurigram
翻訳編集:吉本