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【Financial Express】日本はバングラデシュの3つのプロジェクトに対し、1140.9億タカ(1661.5億円)を提供する。
このうち、約1140億タカ(1660億円)を2つの投資プロジェクトに、9570万タカ(1.5億円)を無償資金協力プロジェクトに割り当てる。
これに関して、第43次ODA融資パッケージ(第1陣)の2つの開発プロジェクトに関する「交換公文」及び「融資契約」、1つのプロジェクトに関する「無償資金契約」が両国政府間で署名されたと、28日、BSSが報じた。
バングラデシュ側は経済関係局のファティマ・ヤスミン局長が、日本側は伊藤直樹駐ダッカ日本国大使が「交換公文」に、JICAの早川友歩所長が「融資契約」及び「無償資金契約」に署名した。調印式はバーチャルで行われた。
総額のうち、第2期ダッカ高速鉄道開発プロジェクト(MRT5号線北ルート)および南部チャトラム地域開発プロジェクトに1140億タカを提供する。
融資の利率は、建設費0.70%、コンサルタント料0.01%、フロントエンドフィー(1回)0.2%、返済期間は30年(据置期間10年)となっている。
また、ダッカ(Dhaka)とロングプール(Rangpur)の気象レーダーシステム改善プロジェクトに対し、9570万タカを無償提供する。
日本は、バングラデシュの社会経済開発のために財政支援を行う最大の二国間開発パートナーだ。2022年5月までに、ODAのコミットメントは274億3200万ドル(3兆7338億円)、支出は179億6000万ドル(2兆4446億円)を超えている。
Bangladesh News/Financial Express Jun 28 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/japan-to-provide-tk-11409b-to-bangladesh-for-three-projects-1656424378
翻訳編集:吉本