アルミニウムは3カ月ぶり安値、銅は下落

[Financial Express]ロンドン、7月16日(ロイター): アルミニウム価格は供給過剰への懸念から16日、3カ月ぶりの安値に下落した。銅も主要金属消費国である中国の経済指標が弱かったことを受けて下落した。

ロンドン金属取引所(LME)の3か月物のアルミニウム価格は、午前9時45分時点で0.7%下落し、1トン当たり2,443.50ドルとなり、4月11日以来の安値となった。

ロンドン金属取引所のアルミニウム価格は、5月30日に約2年ぶりの高値を付けて以来、13%下落している。

世界最大のアルミニウム生産国である中国は、大雨により水力発電の供給が促進され、雲南省での生産再開が寄与し、6月に約10年ぶりの高生産量を記録した。

スミス氏は、ロンドン金属取引所の銅価格は0.6%下落してトン当たり9,748ドルとなったが、月曜日に発表された中国の弱い経済指標の影響で他の金属同様依然として圧迫されていると述べた。

「主な逆風は中国だ。また、売りシグナルに転じ始めているアルゴリズムモデルもある」とスミス氏は付け加えた。同氏は、買い注文と売り注文を主に勢いシグナルに基づいて出すアルゴリズムコンピューターモデルに言及した。

上海先物取引所(SHフィナンシャルエクスプレス)で最も取引量の多い8月銅先物は0.5%下落し、1トン当たり7万9280元(1万911.09ドル)で取引を終えた。

LME亜鉛は1.1%下落して1トン当たり2,921.50ドル、鉛は0.1%下落して2,186.50ドル、錫は0.6%下落して33,060ドル、ニッケルは0.2%上昇して16,730ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20240717
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