米国の利下げ期待で金が上昇

[Financial Express]ロンドン、7月16日(ロイター): 金価格は火曜日に上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の発言が9月の利下げの根拠を強める一方、投資家はさらなる金融政策の手がかりを求めて米国の経済データを待っている。

金現物は1207GMT時点で0.8%上昇し、1オンス当たり2,440.29ドルとなった。金地金は5月20日に記録した史上最高値2,449.89ドルをわずかに下回る水準で推移している。

パウエル議長は月曜日、今年第2四半期の3回の米インフレ指標は、物価上昇のペースが持続可能な形でFRBの目標に戻りつつあるとの「信頼感をいくらか高める」ものだと述べた。

金は4月と5月に複数の新高値を更新したが、米国の利下げ予想が延期され、高値を受けて現物需要が軟化し始めた6月に下落した。7月には、9月の利下げへの楽観論が高まり、利回りのない金が再び上昇した。

その他の金属では、銀現物は0.7%下落して1オンス当たり30.78ドル、プラチナは0.2%下落して993.10ドル、パラジウムは0.7%下落して943.19ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20240717
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