軍事政権と反政府勢力が地域軍本部の制圧を主張

軍事政権と反政府勢力が地域軍本部の制圧を主張
[The Daily Star]ミャンマーの軍事政権と少数民族武装勢力は昨日、数日間の衝突の後、北部シャン州の町と地域軍司令部を掌握したと主張した。

少数民族武装勢力の連合が軍事政権軍に対する攻撃を再開した7月3日以来、軍の北東部司令部があるラシオの町では戦闘が続いている。

ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)が運営する地元メディアは、同組織が昨日朝「ラショーにある北東部軍司令部本部を完全に制圧」し、約15万人が住むラショーの町も制圧したと報じた。

MNDAAの報道官、リー・ジアウェン氏は、同組織の戦闘員がラショーを制圧したと述べたが、詳細は明らかにしなかった。しかし軍事政権の報道官、ゾー・ミン・トゥン氏は記者団に対し、この主張は「事実ではない」と語った。

「反乱分子はラショー郊外に侵入したため、(治安部隊は)追跡し、掃討している」と同氏は詳細には触れなかった。

北東部司令部はラショーの北に位置している。ソーシャルメディアに投稿された「ラショーで昨日の朝に撮影された」というキャプション付きの動画には、兵士の姿も見当たらない、人けのない通りが映っている。

AFP記者は、このビデオの位置を司令部から約2キロ離れた町内の場所と特定した。北部シャン州は先月末から戦闘に揺れている。


Bangladesh News/The Daily Star 20240726
https://www.thedailystar.net/news/asia/news/junta-rebels-claim-control-regional-military-hq-3662376