スリランカ、騒乱後初の大統領選挙を発表

スリランカ、騒乱後初の大統領選挙を発表
[The Daily Star]スリランカ選挙管理委員会は金曜日、前例のない経済危機が広範囲にわたる混乱を引き起こして以来初の大統領選挙が9月に行われると発表した。

島国の破綻した財政を立て直す取り組みを指揮してきたラニル・ウィクラマシンハ大統領は、国際通貨基金の救済計画に基づいて課された緊縮財政策に反対する少なくとも2人の対立候補と対決することになる。

同委員会は官報通知で、9月21日の投票に向けて候補者の指名を8月15日に受け付けると発表した。

計画では、脆弱な経済回復と生活費問題に対する根強い不満に今も苦しんでいる国で、5週間のキャンペーンを展開する予定だ。

18歳以上のスリランカ人1,700万人以上が投票資格を有する。

野党は、ウィクラマシンハ大統領が2023年初めに交渉した29億ドルのIMF救済策の条件を再交渉すると誓っている。

2022年にGDPが過去最悪の7.8%減少した不況から国が脱却する中、経済改革が選挙戦の焦点になると予想される。


Bangladesh News/The Daily Star 20240726
https://www.thedailystar.net/news/asia/south-asia/news/sri-lanka-announces-first-presidential-vote-unrest-3662491