日本、スリランカで中断しているプロジェクトへの資金援助を再開

[Financial Express]コロンボ、7月25日(ロイター):日本はスリランカで中断しているすべてのプロジェクトへの資金援助を再開すると、日本のスリランカ駐在大使が水曜日に発表した。スリランカが債権者と100億ドルの再建協定を締結して以来、このような発表は初めて。

財務省のアジット・アベイセケラ氏は記者団に対し、今後5年間で計11件のプロジェクトが再開され、11億ドルの資金が投入されると語った。

スリランカは、2022年初頭の深刻な外貨危機により対外債務不履行に陥った後、経済を立て直す取り組みの一環として、今年初めに日本と中断中のプロジェクトの再開について協議を開始した。

日本、中国、インドを含む二国間債権国は先月、100億ドルの債務再編に署名し、これによりスリランカは返済を4年間延期し、50億ドルの返済を節約する余裕ができた。

スリランカの主要国際空港の拡張や、水衛生、医療、その他のインフラ整備プロジェクトも再開される事業に含まれると、水越英明駐コロンボ日本大使が財務省関係者らとの式典で述べた。

スリランカは、国際通貨基金(IMF)による今年後半の3回目の審査を前に、債券保有者と125億ドルの債務再編に関する予備合意の最終調整をまだ行わなければならない。

スリランカは昨年、IMFから29億ドルの融資を確保しており、2024年には経済が3%成長すると予想されている。

記録的なドル準備金不足と巨額債務が深刻な金融危機を引き起こし、島の経済は2022年に7.3%縮小し、昨年は2.3%縮小した。

スリランカ中央銀行は水曜日、危機後の経済回復を促すことを目的とした予想外の決定で、金利を25ベーシスポイント引き下げた。


Bangladesh News/Financial Express 20240726
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/japan-to-resume-funding-for-stalled-projects-in-sri-lanka-1721931509/?date=26-07-2024