アジア太平洋市場は回復

[Financial Express]CNBCによると、アジア太平洋市場は、木曜日の売りにより同地域の一部の株価指数が数カ月ぶりの最低水準に達した後、金曜日は大部分が反発した。

日本の日経平均株価は、8日連続で下落し、0.53%下落の37,667.41で目立った異常値となった。東証株価指数は0.38%下落し、4月26日以来の安値となる2,699.54で取引を終えた。

半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスは2日連続で下落し、金曜日には5%以上急落して指数の下落を主導した。これにより同社の株価は4月以来の最低水準となった。

ルネサスは今年上半期の純利益が29%減少した。日経新聞は、柴田英利社長が「産業機器の需要を誤って判断した」と認めたと報じた。ルネサスの会計年度は、ほとんどの日本企業とは異なり、1月1日に始まる。

アジアでは、トレーダーらは日本の首都東京の7月のインフレデータも評価した。このデータは全国的な動向を示す先行指標として広く考えられている。

東京の総合インフレ率は5月の2.3%から7月は2.2%に若干鈍化したが、生鮮食品価格を除いたコアインフレ率は予想通り2.2%で変わらなかった。

日本銀行が監視する、生鮮食品とエネルギー価格を除いたいわゆる「コアコア」インフレ率は1.8%から1.5%に低下した。

先週、円はドルに対して急激に上昇したため、注目されるだろう。現在、円はドルに対して153.9で取引されている。

台湾加重指数は台風の影響で2日間閉鎖されていた市場が取引を再開したため、3.29%下落して22,119.21で取引を終えた。

大手企業である鴻海精密工業(国際的にはフォックスコンとして知られる)と半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)は、それぞれ4.71%と5.62%下落した。

香港のハンセン指数は取引終了1時間時点で0.34%上昇し、中国本土のCSI300は0.29%高の3,409.29で取引を終えた。

韓国のKOSPIは0.78%上昇して2,731.9で取引を終え、6週間ぶりの安値から反発した。一方、小型株のコスダックは小幅上昇して797.56となった。


Bangladesh News/Financial Express 20240727
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/asia-pacific-markets-rebound-1722017299/?date=27-07-2024