[Financial Express]ジャカルタ、7月27日(ロイター):インドネシアのカカオ生産量は、昨年のエルニーニョ現象の影響が長引いているため、今年も減少する見込みだとカカオ農家協会が木曜に発表した。
昨年の乾季はエルニーニョ現象が例年より長く続いたため、2019年以来最も深刻となり、干ばつがカカオを含む収穫量に打撃を与えた。
「いくつかの農園地域では収穫が始まりつつあるが、生産は依然として昨年のエルニーニョの影響を受けている」とカカオ農家協会の代表アリフ・ザムロニ氏は語った。
同氏は今年の生産量を最大23万トンと見積もったが、これは昨年の最大31万5000トンから減少している。
「昨年10月からエルニーニョ現象が襲来し、まだ回復途上にあるが、6月にはもっと安定するかもしれない」とアリフ氏は語った。
産業省は、同国のカカオ生産量は2015年から2023年にかけて年間8.3%減少したと発表した。
インドネシアは生産量を増やすため、パーム油輸出税の資金をココアとココナッツ部門の発展に充てる計画だ。
Bangladesh News/Financial Express 20240728
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/indonesias-cocoa-output-seen-lower-as-el-nino-effects-linger-1722095524/?date=28-07-2024
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