[Financial Express]ゴラン高原、7月28日(ロイター):イスラエル占領下のゴラン高原のサッカー場が28日、ロケット弾攻撃を受け、子どもを含む12人が死亡したとイスラエル当局は発表し、ヒズボラの仕業だと非難するとともに、イランが支援するレバノンの組織に重い罰を与えると誓った。
ヒズボラは、ガザ紛争開始以来、イスラエルおよびイスラエル併合地域で最も多くの死者を出した今回の攻撃について一切の責任を否定した。
この攻撃により、ガザ戦争と並行して戦われてきた敵対行為の緊張が急激に高まり、重武装した敵対勢力間の全面衝突への懸念が高まった。
ロケット弾は、イスラエル占領下のゴラン高原にあるドゥルーズ派の村マジダル・シャムスのサッカー場を直撃した。ゴラン高原は1967年の中東戦争でイスラエルがシリアから奪取し、ほとんどの国に認められない形で併合された地域である。
「ヒズボラはこれまで払ったことのないような重い代償を払うことになるだろう」とベンヤミン・ネタニヤフ首相はイスラエルのドルーズ派の指導者との電話会談で首相官邸の声明で述べた。
ヒズボラは書面声明で「イスラム抵抗勢力はこの事件と全く関係がなく、この件に関する虚偽の申し立てを全面的に否定する」と述べた。
ヒズボラはこれに先立ち、イスラエル軍の拠点を狙った数発のロケット弾攻撃を発表していた。
イスラエルの救急隊は、当時子供や若者でいっぱいだったサッカー場にロケット弾が着弾し、さらに13人が負傷したと発表した。
「彼らはサッカーをしていて、サイレンを聞いて避難所に走った。(避難所にたどり着くまで)15秒くらいかかったかもしれない。しかし、ロケット弾が地面と避難所の間に落ちたため、避難所にたどり着けなかった」と目撃者のムルハフ・アブ・サレ氏は語った。
Bangladesh News/Financial Express 20240729
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israel-blames-hezbollah-vows-response-1722189497/?date=29-07-2024
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