[Financial Express]ロンドン、7月28日(ロイター):バンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチによると、軟調な経済指標を受けて投資家が連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待を前倒ししたことから、水曜までの週には新興市場と米国を中心にほとんどの地域で株式の流入が見られた。
バンク・オブ・アメリカは世界市場への資金流入と資金流出の週次総括で、最新週に222億ドルの株式流入があったと発表した。新興市場への流入は111億ドルで、2月以来最大の週次流入額となり、米国への流入は79億ドルだった。
EPFRが水曜日までの5セッションで追跡した投資家からの資金流入は、期待外れの業績や政治・経済の不確実性により世界中の株式市場が圧迫されている中でも発生した。
S投資家が集合的に資産に対して大きなオーバーウェイトポジションを保有している場合、配分を増やす投資家はほとんど残っておらず、配分を減らす投資家はたくさんいる。
それ以来、市場は安定し、株式を保有する投資家にいくらかの希望を与えている。
バンク・オブ・アメリカの投資ストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は「強気派は、大きな水準が維持されているため、調整は健全だと言っている」と述べた。
バンク・オブ・アメリカによると、債券ファンドには161億ドルの資金流入があり、金ファンドには13億ドルの資金流入があり、2週間の資金流入としては2022年3月以来の大きさとなった。
現金流出額は423億ドルで、過去3カ月で最大となった。これは、現金同等物のマネー・マーケット・ファンドが保有する超短期国債の利回り低下につながるとトレーダーが連邦準備制度理事会(FRB)が利下げするとの見方が強まったためだ。
先物市場では、インフレが目標に向かって戻りつつある兆候や、成長鈍化と労働市場の緩和の兆候から、FRBの9月の会合での利下げが完全に織り込まれている。
ボフAの強気 一方、バークレイズは同じEPFRデータを引用し、英国株には2023年11月以来初の週間資金流入が見られたと指摘した。
バークレイズによると、今年累計で債券の流入額は3億5800万ドルに達し、直近の1週間で現金を上回った。
Bangladesh News/Financial Express 20240729
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/equities-bonds-draw-inflows-in-latest-week-bofa-report-says-1722185375/?date=29-07-2024
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