イタリアでメスのサメが単独で子供を産む

[Financial Express]ローマ、7月31日(AFP):イタリアの研究者らが、絶滅危惧種のサメにおける「処女懐胎」、つまり受精なしの生殖の初例に気づいたと、今週の科学誌が報じた。

サイエンティフィック・リポーツ誌に発表された研究結果は、地中海などの温水域に生息し、違法漁業の脅威にさらされているサメの一種、ヒラサザメ(ムステラス ムステラス)におけるこの現象の初めての事例に関するものである。

ピエモンテ州、リグーリア州、ヴァッレ・ダオスタ州の実験動物予防研究所の研究者らは、飼育下で観察されていたメスのムステルスサメ2匹が、2020年以降毎年、単為生殖(メスが卵子を受精させるために精子を必要とせず無性生殖できる)を示していることを発見した。

18歳のサメ2匹は2010年からサルデーニャ島のカラゴノネ水族館で飼育されている。


Bangladesh News/Financial Express 20240801
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/female-sharks-make-babies-alone-in-italy-1722452507/?date=01-08-2024