アウディの中国向け新型EVシリーズには4リングロゴは付かない

[Financial Express]上海、8月4日(ロイター):中国市場向けに中国で開発されるアウディの新型電気自動車シリーズには、4輪のロゴは採用されないと、計画を直接知る関係者2人が明らかにした。

関係者の一人は、ドイツのフォルクスワーゲン傘下の高級ブランドによるこの決定は「ブランドイメージを考慮した」ためだと話した。また、中国のパートナーである上海汽車と共同開発した自動車アーキテクチャーの使用や、地元のサプライヤーや技術への依存度が高まっていることも反映している。

ロイターは、社内で「パープル」というコード名がつけられたこの新シリーズが、異なるロゴを採用するのか、それとも車両にアウディの名前だけを載せるのかを知ることができなかった。

関係者2人によると、同シリーズのコンセプトカーは11月に発表される予定で、アウディは同シリーズの「ブランドストーリー」も説明する予定だという。

この件について説明を受けた3人目の人物は、2030年までに9つのモデルが計画されていると語った。

同社が計画を公表していないため、情報筋は身元を明かすことを拒否した。

アウディは憶測だとしてコメントを控えた。SAICはロイター通信への声明で、EVは「本物のアウディDNAを持つ真のアウディ」になると述べた。

中国の自動車メーカーは、ハイテクを駆使したEVで、世界最大の国内市場でシェアを拡大しつつある。その結果、ガソリンエンジンモデルへの依存度が高い外国自動車メーカーの売り上げが落ち込み、新たな提携関係の構築を迫られている。

アウディと長年のVWのパートナーであるSAICは5月、中国市場向けのEVプラットフォームを共同開発すると発表した。

中国専用に自動車を開発することで、外国の自動車メーカーは、EVの最新機能や中国人の嗜好を把握しながら、依然として巨大な顧客層をターゲットにすることができる。


Bangladesh News/Financial Express 20240805
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/audis-new-china-ev-series-wont-have-four-ring-logo-1722791601/?date=05-08-2024