ウォール街は雇用統計が軟調なことを受けて、2024年のFRBの金融緩和拡大を予想

[Financial Express]ロイター通信によると、6月の米国雇用統計が予想外に弱かったため、ウォール街では景気のソフトランディングに対する信頼が、景気後退が迫っているというパニックに近い状況に変わり、大手企業は連邦準備制度理事会(FRB)による今年の緩和予想をより積極的な利下げに変更した。

米労働省が金曜日に発表したところによると、7月の雇用者数はわずか11万4000人増で、失業率は6月の4.1%から4.3%に上昇し、2022年と2023年の連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げキャンペーン中に驚くほど持ちこたえてきた労働市場の予想外の悪化を示している。

このデータを受けて、先物トレーダーらは、雇用統計発表前には9月の利下げ幅をわずか25ベーシスポイントしか織り込んでいなかったが、9月17日─18日の会合でFRBが0.5%ポイントの利下げを実施するとの賭けに群がった。

フェデラルファンド金利先物によると、政策金利は2023年7月以来の現在の5.25%~5.50%から、2024年末には4.00%~4.25%の範囲になると予想されている。

米国の主要3株価指数は2%以上下落し、投資家は安全資産とされる米国債に資金を移したため、利回りは大幅に低下した。


Bangladesh News/Financial Express 20240805
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/wall-street-sees-bigger-2024-fed-easing-after-soft-jobs-report-1722791840/?date=05-08-2024