世界のメディアがBD問題を大々的に報道

[Financial Express]世界中のほぼすべての主要メディアが、数週間にわたる致命的な反政府抗議活動の後にシェイク・ハシナ首相が辞任したというニュースを大きく報道した。

また、各社はウェブサイトで毎分ごとのライブ更新を配信し、FacebookやYouTubeなどのデジタルプラットフォームでもテレビの生中継を放映した。

カタールに拠点を置くアルジャジーラはオンライン版で、「バングラデシュ首相シェイク・ハシナ氏の逃亡後、軍が暫定政府を発表」と報じた。

同紙はまた、「ハシナ首相の辞任により、月曜日にさらなる死傷者が出ると懸念されていたダッカの緊張が緩和されたようだ」と伝えた。

彼女の辞任は、当局が鎮圧しようとした数週間にわたる抗議活動で300人が死亡した後に行われた。日曜の夜の暴動では100人近くが死亡し、夜間外出禁止令が出されたとメディアは伝えた。

米国のCNNは見出しで「反政府デモが国内に広がり、バングラデシュ首相が辞任」と報じた。

英国に拠点を置くBBCの国際版は、「抗議者が宮殿を襲撃する中、バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は辞任し国外へ逃亡した」と報じた。

午後7時30分に報告書が提出されたとき、約14,000人が分刻みのライブ更新に注目していた。

BBCの報道では英国政府代表の反応も報じられた。

英国のサー・キール・スターマー首相の報道官はBBCに対し、バングラデシュで「民主主義が確実に浸透するように」するためには迅速な行動が必要だと語った。

首相官邸の公式報道官はロンドンで記者団に対し、首相は「ここ数週間バングラデシュで見られた暴力に深く悲しんでいる」と語った。

「民主主義が確実に普及し、バングラデシュの人々の平和と安全に向けたプロセスが加速されるよう、迅速な行動が取られることを期待する」とスターマー氏はBBCに語った。

インドに拠点を置くNDTVは午後7時ごろ、「バングラデシュの指導者シェイク・ハシナ氏は月曜日の夕方、デリーから約30キロ離れたウッタル・プラデーシュ州ガジアバードのヒンドン空軍基地に到着した。その数時間前、76歳のハシナ首相は、政府の雇用割り当てをめぐる暴力的な抗議活動で300人以上が死亡した後、首相の職を辞していた。」と報じた。

「ナレンドラ・モディ首相は、S・ジャイシャンカール外務大臣からバングラデシュの状況について報告を受けた。モディ首相がハシナ首相と会うかどうかはまだ発表されていない」とNDTVは報じた。

ドイツに拠点を置くDWは、数週間にわたる暴力的な抗議活動を受けて、バングラデシュのシェイク・ハシナ首相が15年間の政権を退任したと伝えた。

米国のニューヨーク・タイムズ紙、英国のガーディアン紙、テレグラフ紙、パキスタンのドーン紙、インドのタイムズ・オブ・インディア紙、ベンガルの日刊紙アナンダ・バザール・パトリカ紙、オーストラリアのABCニュースなど他の有名メディアもこのニュースを重点的に報道した。


Bangladesh News/Financial Express 20240806
https://today.thefinancialexpress.com.bd/politics-policies/global-media-covers-bd-issues-prominently-1722882348/?date=06-08-2024