[The Daily Star]パキスタンの投獄されている元首相イムラン・カーン氏は、自身の解任と12か月に及ぶ投獄は軍のせいだとし、軍と良好な関係を築かないのは「愚か」だと語った。同氏は日曜日、軍と良好な関係を築かないのは「愚か」だと述べた。
カーン氏は汚職から国家機密漏洩まで数十の罪で投獄されてから昨日で1周年を迎えるが、ロイター通信の質問に対する書面による回答で、2022年に大統領職から追放されたのも米国が原因だとし、米国に対して恨みは抱いていないと述べた。
「パキスタンの地理的位置と軍の民間部門における重要な役割を考慮すると、そうした関係を育まないのは愚かなことだ」とカーン氏は、メディアと法律チームを通じて伝えられた返答の中で述べた。
「我々は兵士と軍隊を誇りに思っている」とカーン氏は語った。カーン氏は、解任以来の批判は軍隊という組織ではなく個人に向けられたものだと語った。
「軍指導部の誤算は軍全体の責任ではない」と彼は書いた。
水曜日、野党指導者は、もし「クリーンかつ透明性のある」選挙が実施され、自身の支持者に対する「偽りの」訴訟が取り下げられるならば、南アジア諸国の軍と「条件付き交渉」を行うと申し出た。
パキスタン軍と政府は、ロイター通信に対しカーン氏の発言に関するコメント要請に直ちには応じなかった。両国とも、カーン氏の解任に関する主張を繰り返し否定している。
米国もこれに一切関与していないと否定している。
「国家間の関係は常にそれぞれの国の幸福を優先すべきだ。国民があなたを選挙で当選させたら、個人的な不満に基づいて行動する自由はない」とカーン氏は語った。
71歳の元クリケット選手は返答の中で、軍と何を話し合いたいのか具体的には述べなかった。
パキスタンの独立以来76年間の半分以上の期間、同国を統治してきた軍は、人口2億4000万人の国の政治と統治において非常に大きな役割を果たしている。
パキスタンの首相で5年の任期を全うした者はおらず、そのほとんどが刑務所で服役している。アナリストらは、それらのほとんどが軍と取引を結んで釈放されたとしているが、軍はこれを否定している。
Bangladesh News/The Daily Star 20240806
https://www.thedailystar.net/news/asia/south-asia/news/it-would-be-foolish-not-have-good-army-ties-3670276
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