[The Daily Star]ダッカのオートリキシャ運転手オバイドゥル・ハック・カーンさんは7月21日夕方、首都ダニア地区を運転中、銃弾に当たった10代の若者を病院に連れて行くよう地元住民から電話を受けた。
「私は遺体の近くまで行って、彼を拾い上げて病院に連れて行こうとした。その時、心臓がちょっと飛び上がるような思いがした…それは私の息子、アミンだった!」オバイドゥルさんは電話で特派員に語った。
警察は、16歳のムハンマド・アミンさんが道路上で撃たれた際、その地域の割り当て改革抗議活動家らに発砲した。
オバイドゥルさんは息子を救おうと急いで病院に駆けつけたが、手遅れだった。当直医はアミンさんの死亡をその場で宣告した。
「医者が息子が死んだと言ったとき、頭上に天が落ちてきたような気がしました。彼は私の唯一の子供でした。これから私は誰のために生きればいいのでしょうか」と彼は語った。
家族によると、電気スイッチ製造工場で働いていたアミンさんは、朝食をとるために外に出た際に銃撃されたという。
家族はその後、アミンさんの遺体をパトゥアカリのバウパル郡ケシャブプール連合バリパシャ村の自宅に運び、翌朝そこに埋葬した。
オバイドゥル氏とその妻は、傷ついた心と血を流しながら、2日後に生活の糧を得るために首都に戻った。
アミンさんの73歳の祖母ラブリー・ベグムさんが村の自宅で、涙を流しながら愛する孫の写真とともに座っているのが発見された。
「私の孫はいかなる運動にも参加していませんでした。勉強もほとんどせず、家族を養うために工場で働かなければなりませんでした。なぜ彼は射殺されたのでしょうか。私は孫のために正義を求めます」と彼女は語った。
「警察は私の一人息子を射殺した。私は全能の神に正義を委ねる」とオバイドゥルさんは語った。
Bangladesh News/The Daily Star 20240806
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/lives-we-lost/news/i-rushed-aid-bullet-hit-teen-only-find-its-my-son-3670316
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