[The Daily Star]ベンガル湾でのヒルサ漁が65日間禁止された後、漁師たちは7月23日から漁業を再開した。
しかし、それから約2週間、海は荒れ続け、漁獲量は乏しいままだった。
この間、パトゥアカリやバルグナからトロール船で海に出た多くの漁師が何も獲れずに帰ってきた。
パトゥアカリのアリプールとマヒプール、そしてバルグナのパタルガタ水揚げ場の魚商人らは大いに失望している。
最近、特派員が魚の水揚げ場を訪れた際、多数のトロール船がガート(埠頭)に停泊しているのを目にした。数日後に海から戻ってきた船もあったが、荒れた海のために出港できなかった船もあった。
「我々のトロール船FBマイヤー・ドア号は2日前に14人の漁師を乗せてパトゥアカリを出発したが、海は非常に荒れていて海域にヒルサはほとんどいなかったため、何も持たずに帰らなければならなかった」と漁師アニスール・ラーマンさんは語った。
トロール船の所有者ラスル・ミア氏は、漁師たちを海へ送り出して漁をさせるために、高利で金貸しから融資を受けなければならなかったと語った。
「魚が全く捕れなかったので、どうやって借金を返済するか心配だ」と彼は付け加えた。
もう一人の漁師、ナシル・ウディンさんも彼に同調し、もっと長く海にいたかったが、海が荒れて危険になってきたので戻らざるを得なかったと語った。
「天候がすぐに良くなれば、再び海へ出て運を試すかもしれない」と彼は付け加えた。
多くのトロール船の所有者や漁師は、このような悪天候がさらに長く続き、生活に影響が出れば、困窮するだろうと語った。
「悪天候のため漁師たちが何も獲れずに帰ってくるため、トロール船を海に出したほとんどの船主は損失を計上している」とモヒプール・トロール船主協会のファズルール・ラーマン・ガジ会長は語った。
バルグナ地区漁船所有者協会のゴラム・モスタファ・チョウドリー会長も同意見で、悪天候のため現在200隻以上のトロール船が停泊していると付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20240807
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/fishing-trawlers-stay-anchored-rough-sea-3671026
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