石油と金の輸出によりカナダは予想外の貿易黒字に転じる

[Financial Express]オタワ、8月6日(ロイター):カナダ統計局が6日発表したデータによると、カナダは6月に予想外の6億3800万カナダドル(4億6100万米ドル)の貿易黒字を記録した。石油と金のおかげもあって、輸出が4カ月ぶりに輸入を上回った。

ロイターが調査したアナリストらは、18億4000万カナダドルの貿易赤字を予想していた。5月の貿易赤字は、当初報告された19億3000万カナダドルの赤字から16億1000万カナダドルに修正された。

データによると、6月の輸出総額は主に原油と未精錬金のせいで5.5%増加し、輸入は乗用車と小型トラックのせいで1.9%増加した。数量で見ると、6月の輸出は3.8%増加し、輸入は1.3%増加した。

カナダ銀行は7月に2カ月連続で政策金利を引き下げ、経済の活性化に重点を移していることを示唆した。

同銀行は、輸出の伸びと借入コストの緩和による家計支出の回復により、2024年後半に成長が加速すると予想している。先週発表されたデータによると、カナダの月間GDP成長率は5月の0.2%から6月には0.1%に鈍化する見通しだ。

統計局によると、6月のエネルギー輸出は出荷量の増加と原油価格の上昇に支えられ、11.7%増加した。

同庁によると、原油輸出量の増加はアジア諸国への出荷量の増加が一因で、最近拡張されたトランス・マウンテン・パイプライン経由の供給量の増加を反映している。

輸入総額の増加は、自動車・同部品、消費財が牽引した。


Bangladesh News/Financial Express 20240807
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/oil-and-gold-exports-help-canada-swing-to-surprise-trade-surplus-1722970705/?date=07-08-2024