テクナフでトロール船が沈没、ロヒンギャ族10人が溺死

[Financial Express]コックスバザール、8月6日:ミャンマーからバングラデシュへロヒンギャ族を輸送していたトロール船が火曜日の朝に湾で沈没し、同地区のテクナフ沿岸地域で少なくとも10人のロヒンギャ族が溺死した。

この事故は、アラカン軍とミャンマー軍の戦闘の最中、多数のロヒンギャ族がトロール船でコックスバザールへ逃げていた午前中に起きた。

トロール船が転覆した後、何人かはなんとか泳いで岸にたどり着いたが、多くは行方不明になった。

これまでに、地元の人々はハビルチャラとラジャルチャラのガート地域で10体の遺体を発見した。

死亡者には女性7人、男性2人、子供1人が含まれている。

生存者らによると、海の強い波で沈没した船にはロヒンギャの女性、男性、子ども29人が乗っていたという。

テクナフの地元住民は、ミャンマーで爆発音が聞こえたと語った。テクナフ地域の家々は迫撃砲の音と強力な手榴弾の爆発で揺れていた。

こうした状況の中、ロヒンギャ族はバングラデシュ領土への侵入を試みている。

テクナフ郡執行官のアドナン・チョウドリー氏は、トロール船の転覆事故で生きたまま救出されたロヒンギャ族の人々はバングラデシュ国境警備隊の拘留下に置かれており、彼らに対して法的措置が取られていると述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20240807
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/10-rohingya-people-drown-as-trawler-sinks-at-teknaf-1722968235/?date=07-08-2024