彼なしで私たちはどうやって生きていくのでしょうか?

彼なしで私たちはどうやって生きていくのでしょうか?
[The Daily Star]繊維技術者のアティクル・イスラムさん(32歳)は、首都ミルプールの買い付け会社で働いていた。7月19日の夕方、彼は午後5時頃、仕事を終えて帰宅した。バイクを家に置いて、外で何が起きているのかを見るためにミルプール10の交差点へ向かった。

アティクルさんは、抗議者と警官隊の間で衝突が勃発するのを遠くから見守っていた。

しかし、次の瞬間、彼は撃たれ、地面に倒れ、その場で死亡した。

アティクルさんは妻のタマンナさんと1歳半の娘ファリスタさんとともにミルプールに住んでいた。妻と娘とともに、アティクルさんはパトゥアカリに住む年老いた両親の世話も担当していた。

アティクルさんの妻タマンナ・アクテルさんは、「夫は政治には一切関わっていませんでした。家族の中で唯一の稼ぎ手でした。その収入で私と娘、そして義理の両親を支えていました」と語った。

アティクルさんの遺体はその夜、パトゥアカリのガラチパ郡パンパッティ村にある彼らの故郷に運ばれ、翌日の正午に家族の墓地に埋葬された。

先週、この村の家を訪れた記者は、アティクルさんの母親ムムタズ・ベグムさんが床の上で泣き叫んでいるのを目撃した。

父親のシャー・アラム・ハウラダールさんは「アティクルは私の末っ子でした。彼は一生懸命働き、学費を稼いで勉強を続けました。これからは誰が私たちの面倒を見てくれるのでしょうか。彼がいなくなったら私たちはどうやって生きていけばいいのでしょうか。彼を殺害した者たちを裁くために公正な裁判を受けてほしいと思います」と語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20240808
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/lives-we-lost/news/how-will-we-survive-without-him-3672081