[Prothom Alo]インドのナレンドラ・モディ首相は木曜日、バングラデシュで新たに宣誓就任したムハマド・ユヌス暫定首相に「祝福」の意を表し、インド政府は隣国ダッカとの協力に「尽力する」と述べた。
「ムハマド・ユヌス教授の新たな職務の引き受けを心よりお祝い申し上げます」とモディ首相はソーシャルメディアプラットフォームXに書き込んだ。
「インドは、両国民の平和、安全、発展に対する共通の願いを実現するため、バングラデシュと協力することに引き続き尽力する。」
ユヌス氏は木曜日に宣誓就任したが、その数日前、学生主導の蜂起によりシェイク・ハシナ首相が失脚し、同首相はヘリコプターでインドに逃亡し、ニューデリー近郊の軍事基地に到着した。
インド政府は、中国との強固な関係を維持しながらインドからの支援を受けるという微妙なバランスを保ってきたハシナ首相の失脚を警戒して見守っている。
インドはバングラデシュと4,000キロメートル(2,485マイル)以上の国境を接している。
バングラデシュの治安は劇的に改善したが、ハシナ氏の支持者や党幹部に対する報復攻撃の報告もある。ハシナ氏の追放後、ヒンズー教徒の企業や住宅が襲撃されたが、イスラム教徒が多数を占めるバングラデシュの一部では、この集団がハシナ氏に近い存在だったとみられている。
ヒンズー教民族主義指導者のモディ氏は、「ヒンズー教徒と他のすべての少数民族の安全と保護を確保しながら、早期に正常な状態に戻ること」を望むと述べた。
Bangladesh News/Prothom Alo 20240809
https://en.prothomalo.com/international/india/15nwvihlkq
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