ゴールドマン・サックスのファンド部門が気候投資家グループから離脱へ

[Financial Express]ロンドン、8月10日(ロイター):ゴールドマン・サックスのファンド部門は、投資家エンゲージメントグループ「クライメート・アクション100」から脱退する。米国での政治的反発を受け、脱退した他の金融サービス企業に加わることになる。

気候変動に焦点を当てた世界連合の米国メンバーは、企業に気候に悪影響を与える排出量の削減を迫ることで独占禁止法に違反する可能性があるとして共和党議員から批判を受け、圧力を受けている。

7月末、米議会委員会の共和党リーダーは、130以上の投資家に対し、環境・社会・ガバナンス(ESG)の目標を説明するよう求める書簡を出した。

ゴールドマン・サックスの広報担当者は、ファンド部門がグループを離れると述べ、同社が独自に企業と交渉する能力を強調した。

「当社は顧客の持続可能な投資ニーズを満たす能力に投資しており、今後も当社のグローバルな能力を活用することに尽力していく」と広報担当者は述べた。

過去数週間で撤退したその他の投資会社としては、7月31日のアリストテレス・クレジットとアリストテレス・パシフィック・キャピタル、8月1日のTCWグループ、8月2日のバート・アセット・マネジメント、メロン・インベストメント・コーポレーション、ウォーター・アセット・マネジメントなどがある。

インベスコ、JPモルガンのファンド部門、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズなど、大手企業も今年撤退した。

CA100はゴールドマンの決定について直ちにコメントしなかった。

今週初めの声明で、CA100の広報担当者は、CA100の運営方法は同団体のウェブサイトや米下院司法委員会向けに作成された文書に「十分に説明されている」と述べた。

「クライメート・アクション100の投資家に最近送られた手紙は、投資家が気候リスクと機会を考慮し行動するのを阻止しようとする新たな試みだ。投資家は独立した受託者であり、投資と投票の決定に責任を持つ」と彼は語った。


Bangladesh News/Financial Express 20240811
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/goldman-sachs-fund-division-to-leave-climate-investor-group-1723303853/?date=11-08-2024