金取引業者、米国の重要なインフレデータに備える

金取引業者、米国の重要なインフレデータに備える
[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は米国の利下げへの楽観論と地政学的緊張の高まりを受けて月曜日に小幅上昇したが、トレーダーらはさらなる金融政策の手がかりを求めて今週後半に発表される米国の主要インフレデータに注目した。

金現物は12時34分時点で0.6%上昇し、1オンス当たり2,444.79ドル。米国の金先物は0.4%上昇し、2,483.70ドル。

CMEグループのフェドウォッチによると、投資家は連邦準備制度理事会が9月に50ベーシスポイント(ブプス)の利下げを行う確率を49%と見込んでいる。火曜日と水曜日に発表される米国の生産者物価指数と消費者物価指数は、さらなる手がかりを求めて注目されるだろう。

「私の見解では、インフレ率が25ブプス引き下げになるか50ブプス引き下げになるかを決定するだろう。したがって、インフレデータの結果によって金価格の変動がいくらか高まるだろう」とUBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は述べた。

「金が新たな記録高値に達するには、インフレが市場予想を下回る必要がある。」

ミシェル・ボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)理事は土曜日、普段はタカ派的な口調をやや和らげ、インフレ率はFRBの目標である2%を「不快なほど上回っている」としながらも、過去数カ月間にインフレがさらに「歓迎すべき」進展を見せていると指摘した。

キネシス・マネーの市場アナリスト、マイク・イングラム氏は、地政学的リスクの高まりと他市場のボラティリティが引き続き金にとって支援材料であると述べた。

銀現物は1.6%上昇して1オンス当たり27.88ドル、プラチナは1.8%上昇して938.70ドル、パラジウムは2.8%上昇して930.85ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20240813
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-firms-as-traders-brace-for-key-us-inflation-data-1723475481/?date=13-08-2024