[Financial Express]ニューヨーク、8月12日(ロイター):ハマスとヒズボラの幹部が殺害されたことを受けて、中東地域がイランとその同盟国による攻撃の可能性に備える中、米国のロイド・オースティン国防長官は中東地域へのミサイル潜水艦の派遣を命じたと国防総省が日曜に発表した。
米軍のソーシャルメディアの投稿によると、原子力潜水艦「ジョージア」は7月にすでに地中海にいたものの、潜水艦の配備を公に発表するのは異例の動きだった。
国防総省は、オースティン長官がイスラエルの長官と会談した後の声明で、オースティン長官がエイブラハム・リンカーン空軍打撃群に対し、同地域への展開を加速するよう命じたと述べた。
「オースティン国防長官は、イスラエル防衛のためにあらゆる可能な措置を取るという米国の決意を改めて表明し、地域の緊張の高まりを踏まえ、中東全域における米国の軍事力態勢と能力の強化を指摘した」と声明は付け加えた。
米軍は、イスラエルの防衛力強化を目指し、中東に追加の戦闘機と海軍の軍艦を派遣するとすでに発表している。
イランが支援するハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏が7月31日、イランの首都テヘランで暗殺された。この攻撃により、イランはガザ地区でパレスチナのイスラム主義グループと戦っているイスラエルに対し報復すると脅迫した。イランは殺害の責任をイスラエルに押し付けた。イスラエルは犯行声明を出していない。
イスラエルによるベイルート攻撃で、イランが支援するレバノンの組織ヒズボラの上級軍事司令官フアード・シュクルが暗殺され、殺害されたことで、ガザ紛争がより広範な中東戦争に発展するのではないかという懸念が高まっている。
イランは、米国がイスラエルを支援しているため、ハニヤ氏の暗殺に責任があると主張している。
ロイター通信は、金曜日にシリアで行われたドローン攻撃で、米軍と連合軍の隊員数名が負傷したと報じた。中東の緊張が高まる中、米軍に対するここ数日の2度目の大規模な攻撃となった。
Bangladesh News/Financial Express 20240813
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/us-announces-submarine-deployment-to-m-east-1723475899/?date=13-08-2024
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