[Financial Express]ロンドン、8月12日(AFP):インドの実業家スニール・バーティ・ミッタル氏が経営する複合企業、英通信グループBTの株価は12日、同社株の約4分の1を買収することで合意したことを受け、6%以上急騰した。
BTは声明で、バーティがフランスの大富豪パトリック・ドラギ氏が率いるアルティスUKが保有するBTの株式24.5%を取得する計画だと述べた。
バーティ・グローバルは、アルティスUKに代わってBTの最大株主となることを期待して、直ちに10%の株式を購入し、残りは規制当局の承認後に購入する。
通信業界は機密性が高いため、バーティは、発表前のBTの時価総額によると約30億ポンド(38億ドル)と評価される約25%の株式すべてを取得する前に、英国のセキュリティ認可を通過する必要がある。
バーティ・グローバルは、インドの通信大手バーティ・エアテルの所有者であるバーティ・エンタープライズの国際投資部門です。
BTのアリソン・カークビー最高経営責任者(CEO)は「バーティ・グローバルからの投資規模は同グループの将来に対する大きな信頼の表れだ」と語った。
バーティは「光ファイバーの敷設、5G技術の展開、市場をリードするサービスの開発によって英国の通信業界を変革するというBTの目標を支持する」と述べた。
これを受けて、BT株は午前終盤の取引で6.4%上昇し、ロンドンの主要株価指数であるFTSE100種株価指数を押し上げた。
「バーティが保有するBT株をどうするつもりなのか、憶測が飛び交うことは避けられないだろうが、今のところ同社はBT(全株)への買収提案を否定している」とAJベルの投資ディレクター、ラス・モールド氏は指摘した。
「経営陣は、バーティが同社の現在の戦略を支持していると聞いて喜ぶだろうが、明らかに、過去5年間でまったく上昇していない株価を回復できるような進歩の証拠を見たいはずだ。」
Bangladesh News/Financial Express 20240813
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/bt-shares-jump-as-bharti-eyes-quarter-of-telecoms-group-1723481636/?date=13-08-2024
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