[Financial Express]ニューヨーク、8月13日(BBC):国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、歴史的な不正を正す改革の一環として、アフリカに国連安全保障理事会の常任理事国となるよう求めた。
安全保障理事会(常任理事国は中国、フランス、ロシア、英国、米国の5か国)は、アフリカの大部分がまだ植民地支配下にあった第二次世界大戦末期の現実を反映しているとして長年批判されてきた。
「世界は1945年以来変化してきた。しかし、安保理の構成は、多少の変化があったにもかかわらず、変化についていけていない」とグテーレス氏は述べた。
非常任理事国10カ国は地域別に割り当てられているが、常任理事国5カ国とは異なり拒否権を持たない。
アフリカ連合は長年、アフリカ大陸から安保理に常任代表を2名、さらに非常任代表を2名任命するよう求めてきた。
月曜日の討論会はシエラレオネが主催し、同国のジュリアス・マーダ・ビオ大統領がアフリカ大陸を代表して発言した。
「中途半端な対策や漸進的な進歩の時代は終わった。アフリカの声に耳を傾け、正義と公平を求めるアフリカの要求に応えなければならない」と彼は語った。
国連安全保障理事会は、平和維持活動の承認、国際制裁の課し、世界中の紛争に国連がどのように対応すべきかを決定するなど、重要な責任を負っている。
国連総会議長のデニス・フランシス氏やグテーレス氏を含む他の国連関係者も改革を求める意見に同調した。
Bangladesh News/Financial Express 20240814
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/guterres-calls-for-permanent-africa-security-council-seat-1723563103/?date=14-08-2024
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