国連は暫定政府に包摂性を求める

国連は暫定政府に包摂性を求める
[The Daily Star]国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、ムハマド・ユヌス氏率いる暫定政府に対し、包摂性を保つためにあらゆる努力を続けるよう求めた。

「今後数週間、国が議会選挙に向けて動く中、暫定政府は女性、若者、全国の人々の声、そして少数民族や先住民コミュニティの声を考慮に入れるべきだ」と、ステファン・デュジャリック報道官は昨日の声明で述べた。

グテーレス事務総長は、バングラデシュの平穏を回復し議会選挙を実施するための暫定政府の努力を歓迎した。

暫定政府は、学生主導の大衆蜂起を受けて8月5日にアワミ連盟政府が崩壊した後、8月8日に発足した。

声明によると、彼はすべての暴力行為について、完全かつ独立した、公平で透明性のある調査の必要性を強調した。

シェイク・ハシナ元首相の失脚中および失脚後に400人以上が死亡した。

国連は先に、バングラデシュに事実調査チームを派遣する用意があると述べていた。

一方、別の会見で、国連事務総長の副報道官ファルハン・ハク氏は、バングラデシュでのジャーナリストへの攻撃に国連は警戒していると述べた。

「はい、私たちはいかなる場所であっても、いかなる理由であってもジャーナリストに対するあらゆる攻撃に反対します。そして、私たちは攻撃が起こったという報告に警戒しています」と彼は述べた。

同氏は学生運動中にジャーナリスト3人が殺害され、多数の負傷者が出た件について国連の立場を問われた際にこの発言をした。

8月5日にアワミ連盟政権が崩壊した後も、メディアや多くのジャーナリストが攻撃を受けた。ダッカの国立記者クラブの会長と書記の部屋は荒らされた。

また、バングラデシュ暫定政府がどのくらいの期間存続するかについて国連が何らかの情報を持っているかどうかも尋ねられた。

「我々は現在の暫定政府と連絡を取っており、政府樹立のプロセスがオープンかつ包括的に継続され、民主的な統治の回復に向けたスケジュールが早急に立てられることを期待している」とハク氏は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20240814
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/un-urges-interim-govt-be-inclusive-3676641